「食事調査などのアセスメントの留意点」

エネルギーおよび栄養素の摂取状態を評価する方法の一つに食事調査があります。

しかし、食事調査には測定誤差などの種々の問題があり、真の摂取量を把握することは困難です。

食事調査の測定誤差の種類と特徴、程度を理解すると同時に、調査結果の食事摂取量のみにとらわれず、身体状況や臨床症状も含めた対象者の観察が重要です。

特に多いのは過小申告です。過小申告や過大申告の程度は、肥満度に影響されることも知られています。

ＢＭＩが低い群では過大申告の傾向、ＢＭＩが高い群では過小申告の傾向があるので、肥満者を対象とした調査では注意が必要です。

また、栄養素摂取量には、季節問変動（季節差）があることも知っておくべきです。

参考になさってください。

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