「食事改善への活用」

どのように活用する場合も重要なのは対象者のアセスメントを行いその結果に基づいて食事改善を計画し実施することです。

しかし食事摂取の評価が難しい場合は、食事摂取状態の評価を行わずに、必要最小限の栄養状態の指標を測定して、食事改善の計画と実施を行うこともあります。

また、それらが難しい場合は、対象と似たような特性（性別、年齢、身体活動レベル、そのほかの生活環境や生活習慣）の個人や集団から得られた評価結果を参考にして、食事改善の計画を立案し、実施します。

エネルギー摂取量の過不足の評価には、ＢＭＩまたは体重変化量を用います。

栄養素の摂取量の評価には、基本的には食事調査の結果から得た摂取量を用います。

栄養素の摂取不足に対する評価には、推定平均必要量と推奨量を用います。これらが策定されていない栄養素には、目安量があるのでこれを用います。

食事改善の計画と実施の場合、エネルギーの過不足についてはＢＭＩまたは体重変化量を用います。

推奨量が策定されている栄養素は推奨量を用い、策定されていない場合は目安量を用います。

参考になさってください。

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