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サプリメントの基本

「サプリメント」

さて、いわゆる健康食品の中で、特定成分を効率的に摂取できる錠剤やカプセル状の製品、すなわちサプリメントと呼ばれる製品が最近は増えてきています。

サプリメントという呼び方は、米国のダイエタリーサプリメントに由来するものです。

ダイエタリーサプリメントは、米国において1994年に制定されたDSHEA法で定義されており、従来の食品でもなく医薬品でもない別のカテゴリーの経口摂取するもので、食事を補うことを意図し、製品中にはビタミン、ミネラル、ハーブやその他の植物、アミノ酸、酵素、代謝産物などを含むものです。

含有成分は、「dietary ingredient(1994年10月15日以前に米国で販売された成分)」と「new dietary ingredient(NDI)」と「dietary ingredient以外」に分けられ、NDIを使用する際には、安全であることをFDA(米国食品医薬品局)に示さなければなりません。

また、製品には、ダイエタリーサプリメントであること、FDAによる評価を受けたものではないことを表示しなければなりません。

当然、疾病の診断、軽減、治療、治癒、予防するといった医薬品的な表現は認められません。

メーカーは、製品の販売においてFDAの承認を必要としませんが、製品が安全であることの責任をもち、FDAは製品が市販されれば、その製品が安全でないことを示す責任をもっています。

ダイエタリーサプリメントには、質の高い製造法、汚染物質や不純物混入の防止、正確な表示の確保を目的とした現行の適正製造規範が義務づけられています。

また、メーカーは自社製品の使用に関連した重篤な有害事象を報告しなければいけません。

EUでは、米国のダイエタリーサプリメントに相当するものが、2002年7月にfood supplementとして位置づけられています。

対象となる栄養素は、ダイエタリーサプリメントとほぼ同様ですが、まず13種類のビタミンと15種類のミネラル(ミネラルのほかに、フッ素と塩素を追加した15種類)について規則が定められています。

food supplementについても、栄養素の機能表示に関して、病気の予防、処置、治療にかかわる一切の表現は許されていません。

また、バランスのよい多彩な食事の代表手段として使用されるべきではないことや、子どもの手の届かないところに保管するべきなどの表示が必要です。

ビタミンとミネラルのサプリメントについては、食品の安全性と品質に関して国際的な基準を定めているコーデックス委員会においても、2005年7月にガイドラインが示されており、ビタミン・ミネラルのフードサプリメントは、「通常の食事からの摂取が不十分あるいは消費者が自身の食事には補允が必要と考える場合に、日常の食事の補充に役立つもの」とされています。

その表示はコーデックスの一般食品表示基準および一般食品表示ガイドラインによること、製品の名称は「フードサプリメント」とし、含まれる栄養素の分類名、またはビタミン/ミネラルの個別名を表示することとなっています。

参考になさってください。

さて健康食品初心者で、これからサプリメントを始めようとされる方は、その効果効能が科学的・医学的に立証されているマルチビタミンのサプリメントから始めてみるのが良いですね。

ちなみにビタミンやミネラルはお互いが助け合う事で、その働きを高めています。マルチビタミンのサプリメントを飲もうとされる方は、ぜひマルチミネラルのサプリメントも一緒に摂ることをお勧めします。

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