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サプリメント丸分かり辞典

「ケールとは」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「ケール」についてご紹介したいと思います。

生活習慣病を予防し、健康的な生活を送るためには、野菜は1日350g以上と最近、さかんに言われるようになりました。

でも、これだけの量の野菜を、毎日、しかも一人暮らしの人が食べるのは、ちょっと大変です。

野菜を噛んだり、味わったりするのも大切なことなので、青汁を飲んでいるから、野菜を食べなくてもいいということには、もちろんなりません。でも、不足分を補うために青汁や野菜 ジュースなどを利用するのは、よい方法の一つだと思います。

鮮やかな緑色に独特の苦味、ほどほどの飲みにくさ。いかにもからだによさそうで、「健康のために頑張っている」という感じも味わうことができて、栄養の面だけでなく、精神的にも 満足させてくれるかもしれません。

ただし、青汁にはカリウムやビタミンKなども含まれます。

ケールを含む青汁は、特にカルシウムが豊富です。服用中の薬剤がある場合には、これらの成分が薬剤の吸収や作用に影響を及ぼすことも考えられますので、その際は、医師・薬剤師 に相談して下さい。

大麦若葉、明日葉、桑の葉、ゴーヤなど近ごろは青汁のバリエーションも増え、材料にこだわって選ぶ人も多くなったようですが、青汁といえば、やはりケール。忘れることのできない存在です。

ケール(アブラナ科)は地中海地方原産の野菜で、キャベツの原種といわれています。大きな葉が特徴で、キャベツの葉1枚が50g前後なのに対して、ケールは200〜250g。たった1枚の葉から、180ml〜200mlもの青汁が得られるそうです。

ケールは、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル、食物繊維、たんぱく質などを豊富に含んでいることでも知られます。特に目を引くのがカルシウムの多さです。

収穫時期や産地によって若干の変動はあるものの、ケール100g中(可食部)には、200mg以上のカルシウムが含まれているともいわれます。牛乳1カップ(210g)中のカルシウムにも匹敵する量です。

ただし、上記の通り注意が必要な栄養素も含まれています。まずビタミンK。血液を固まらせる働きがあるため、血液を固まりにくくする薬(ワルファリンなど)の作用を弱めてしまうことがあります。

また、カリウムの量も多いため、血圧を下げる薬(特にACE阻害薬、ARB、カリウム保持性利尿薬というグループの薬剤)との併用では、血中のカリウム量が増え、筋肉に力が入らない、脈が乱れるなどの症状がみられることもあります。

大きな問題になることはないと思われますが、カルシウムを多く含むため、一緒にのむと、ある種の抗生物質や骨粗粒症の薬の吸収を妨げる可能性もあります。服用中の薬剤がある場合は、医師や薬剤師にご相談下さい。

ケールについては、最近、ブドウ糖の吸収を阻害して血糖値の上昇を抑える、発がん物質(ニトロソアミン)の生成を抑える、アレルギー反応を予防するなど、多彩な効果を示す実験結果も報告されているようです。

でも、不規則・不摂生な生活が、ケ−ルの青汁を飲めばチャラ、というわけにはいかないので、ご注意ください。

青汁に使われるケ−ル以外の植物原料としては以下の通りです。

・明日名:セリ科。温暖な地域に自生。生活習慣病の予防によいといわれるカルコン誘導体を含む。ビタミンB12の量が比較的多い。
・大麦若葉:イネ科。大麦の麦芽はビールにうまみを与えるが、若葉は青汁として利用される。アクが少なく、比較的飲みやすいといわれる。
・桑の葉:クワ科。ビタミンB1、カロテンなどを含む。デオキシノジリマイシンは血糖値のコントロールによいといわれる。

国民健康・栄養調査によると、1人1日あたりの野菜の摂取量は、20歳以上の男女合わせて266.7g(男性276.7g、女性258.3g)。

全年代のうち最も摂取量が多かったのは60代の303.5g(男性312.4g、女性295.9g)、逆に最も摂取量が少ないのは30代の234.3g(男性251.4g、女性219.4g)。

1日の摂取目標350g達成には、かなりの努力が必要のようです。

青汁についてはこちらも参照してみてください。

>>>青汁について

参考になさってください。

ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。

加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。

>>サプリメント比較はこちら

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