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「ガルシニアとは」

サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。

さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「ガルシニア」についてご紹介したいと思います。

ガルシニアに含まれるヒドロキシクエン酸(HCA)が、体内で糖質から脂肪を作る酵素の働きを抑えることで、ダイエット効果が期待できるとされています。

「太る・やせる」は、摂取したエネルギー量(食べた量)と消費したエネルギー量(運動量)の差し引きで決まります。摂取するほうが多ければ体脂肪として体内に蓄積され(=太る)、消費のほうが多ければ体脂肪がエネルギー源として使われる(=やせる)、というわけです。

食事を抜けばエネルギーの摂取量は少なくなりますから、そういう食生活を続ければ、とりあえず体重は減るでしょう。しかし極端な食事制限は、エネルギーだけでなく、生命の維持に必要な栄養素の不足も招くので、健康も損なう可能性があります。

さらに肌は荒れ、髪もつやを失い、せっかくの魅力が台無しになってしまうかもしれません。

ダイエットには、食べる量を減らして運動量を増やす、結局これが一番です。その上で、運動の効率を上げるために適量のガルシニアを使うというのが賢明なのではないでしょうか。

ドラッグストアなどのダイエット食品コーナーでよく見かける、ガルシニア。“燃焼系”のサプリメントとして人気がありますが、最近は、運動時のエネルギー維持、持久カアップといった面でも注目されています。

ガルシニアは、東南アジアからインドにかけて自生するオトギリソウ科の植物で、正式名はガルシニア・カンボジア。マンゴスチンの仲間です。

果皮には強い酸味があることから、酸味づけの香辛料として古くから用いられてきました。酸味成分であるヒドロキシクエン酸(HCA)は、レモンなどの柑橘類に含まれるクエン酸とよく似た構造をもち、味もよく似ているといわれます。

食事から摂った糖分(炭水化物)は、体内でブドウ糖に分解され、細胞内のクエン酸回路を経てエネルギーに生まれ変わります。しかし、糖分を取り過ぎたときやエネルギーの消費量が少ないときには、ブドウ糖はクエン酸に変換された後、ある種の酵素の働きを受けて脂肪となり、からだの中に蓄積されていきます。

ガルシニア中のHCAは、クエン酸よりもこの酵素と結びつきやすい性質をもっているため、酵素の働きが邪魔されてしまい、その結果、脂肪の合成も抑えられると考えられています。

脂肪の合成に使われなかったブドウ糖は、グリコーゲンとして蓄えられることから、持久力向上にも役立つのではないかと期待されています。

体力を落とさずにウエイトコントロールをしたり、人にはうってつけともいえるガルシニアですが、2002年、厚生労働省から過剰摂取や継続的な摂取は避けるようにとの通知が出されています。

これは、ラットに大量のガルシニアを連続的に摂取させたところ、精巣に影響がみられたとの試験結果に基づいています。

また、詳細は不明ですが、解熱鎮痛薬のアスピリンと併用すると、アスピリンの血中濃度が上昇したとの報告もみられます。

HCAとしての1日の摂取目安量は、500〜1500mgといわれます。サプリメントのなかには濃度の高いものもあるので、慎重に利用しましょう。

ダイエットサプリメントは、あくまでも補助的な手段。頼り過ぎず、あてにし過ぎず、ほどほどに、というところでしょうか。

参考になさってください。

ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。

加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。

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