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トップページ > サプリメント丸分かり辞典「ビタミンB6とは?」
サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。
病気になってから後悔しても遅いですし、一度発症すると完治しない病気もあるわけで、病気を予防できるならそれがベストであるのは間違いありません。より効果的なサプリメントの利用が広がり、日本が「健康大国」となることを期待したいと思います。
さて、そのように様々な面から必要性が増しているサプリメントですが、中でも最も有名な成分といえばやはりビタミンです。ということで、今回「ビタミンB6」を取り上げたいと思います。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝(合成や分解)を助けるビタミンとして知られています。神経の伝達物質の生成にも関与し、皮膚や粘膜、髪の毛などを健康に保つ働きもしています。
ビタミンB6が不足すると、口内炎や口角炎、肌荒れ、湿疹、手足のしびれ、こむら返りなどさまざまな症状が起きることがわかっています。
さらに、ビタミンB6を葉酸やビタミンB12とともに摂取することで、動脈硬化の原因物質ホモシステインの増加が抑えられることがわかりました。月経前症候群やつわりなどを緩和することも、知られるようになりました。
ビタミンB6が不足しているときには、ビタミンB1やビタミンB2など、他のビタミンB群も不足していることが多いものです。サプリメントを選ぶときには、マルチビタミンや「ビタミンB群」「ビタミンBコンプレックス」など
として販売されているものを手がかりに選ぶとよいでしょう。
ビタミンB6の推奨量は男性1.4mg、女性1.2mg(いずれも18〜69歳)。上限は男女とも60mgとされています。
脂溶性ではないので体内に蓄積することはありませんが、一度に大量に摂取すると、けいれんや手足のしびれ、痛みなどの末梢神経障害を起こすことがあります。不足したときの症状と重複するようですが、摂らなくてもダTメ、摂りすぎてもダメ、適量に、ということなのでしょう。
ビタミンB6はまた、薬剤との相互作用についても注意が必要です。アミノフィリンやテオフィリンといった気管支拡張薬、結核治療薬のイソニアジド、経口避妊薬などこれらの服用・使用が長期間に及ぶと、ビタミンB6の血中濃度が低下することが知られています。
ビタミンB6は腸内細菌によっても合成されるため、下痢が続いたり、抗生物質を長く服用したりしても、不足することが考えられます。
ビタミンB6の健康効果に興味をもたれた方はビタミンサプリメントをご検討ください。中でも、マルチビタミン・マルチミネラル系のサプリメントを利用するのが、一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルですね。
これらのサプリメントはビタミンとミネラルが最適な割合で配合されているのが最大の長所の1つです。参考になさってください。
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