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トップページ > サプリメント丸分かり辞典「ノコギリヤシとは」
サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。
さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「ノコギリヤシ」についてご紹介したいと思います。
尿がすっきり出ない、トイレが近いなど、前立腺肥大に伴うと思われるこれらの症状。年のせいとは思いつつも、やっぱり何とかしたい。
そんな悩みに使われることが多いのが、ノコギリヤシ。
「中高年男性の悩みに」「トイレの悩みを解消」といったキャッチフレーズがつけられていることも多いものです。
試してみることは悪いことではないのですが、ノコギリヤシによって、正確な症状が隠されてしまい、正しい診断が困難になることがあります。
医薬品以外のものでも、サプリメントやよく口にする嗜好品や食べ物などについては、医師や薬剤師に必ず伝えるようにしましょう。定期的に受診することも忘れずに。
ノコギリヤシは、ヤシ科シュロ属の植物。名前の通り、ノコギリの刃のようなギザギザした葉を広げます。
北アメリカ先住民のあいだでは、男性の性欲低下、女性の不妊、排尿障害、夜尿症、さらには喘息、去痰などにも効果があるとして用いられていました。
中国でも古くから、ノコギリヤシの実を、泌尿器疾患の治療に使っていたようです。
現在、サプリメントとしては、前立腺肥大によって生じる残尿感・頻尿・排尿時の痛み・排尿困難などによいとして用いられることがあります。
これらの症状が改善したとする実験データもありますが、前立腺肥大の進行を止める(抑える)作用は認められていません。
ノコギリヤシの作用は、5α−リダクターゼという酵素の阻害によるものと考えられています。
この酵素は、男性ホルモン・テストステロンから、前立腺肥大を起こす原因物質:ジヒドロテストステロン(DHT)がつくられる際に働くもので、この酵素の働きを抑えることで、DHTの生成が抑制され、症状が緩和されるとしています。
これと同じ薬理作用によって、前頭部の脱毛にも効果があるのではないかと考えられ、最近では、薄毛で悩む方に向けたサプリメントとして販売されるようにもなりました。
ノコギリヤシは検査結果に影響を及ぼすことが知られており、前立腺がんなどの疾患を隠蔽する可能性が指摘されています。
ノコギリヤシをのんで前立腺肥大の症状が表面的に改善していたとしても、その背後でがんなどの重大な疾患が進んでいることも考えられるのです。
ノコギリヤシを摂取していることを医師に伝えるのはもちろん、摂取後も、定期的に診察を受けることを忘れないようにして下さい。
薬理作用から考えると、男性ホルモン以外のホルモンにも影響を及ぼすことも予想されます。さまざまなホルモン療法を受けている人、経口避妊薬(ピル)を服用している人、妊娠中・授乳中の人は、ノコギリヤシの摂取は避けるようにしましょう。
血小板凝集抑制作用があることから、アスピリンのような抗血小板薬、ワルファリンなどの抗凝固薬などとの併用も避けること。出血傾向がみられることがあります。
詳細は不明ですが、ノコギリヤシで肝障害が起こったという報告もあります。
神経質になりすぎる必要はありませんが、自分の体調の変化には敏感に。「なんとなく、いつもと違う」という感覚が病気の発見につながることも少なくありません。
サプリメントも薬も過信しすぎないで自分の感覚を大切にするように心がけましょう。
参考になさってください。
ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。
加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。
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