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トップページ > サプリメント丸分かり辞典「セサミンとは」
サプリメントの人気が徐々に高まっています。高齢化の進展により、そもそも潜在顧客の絶対数が増えていることに加え、高騰する医療費や、危機的な日本の財政事情を背景になるべく病気になる前に予防しようという意識が高まりつつあるからかもしれません。いずれにせよ、こうした健康維持に対する関心の高まりはもちろん良いことですね。
さて、そのような背景から必要性が増しているサプリメントですが、人気の成分とはどういうものがあるでしょうか?今回はそんな人気の成分の1つ、「セサミン」についてご紹介したいと思います。
「○○に効く」「○○を治す」「○○を改善する」といった「効能・効果」をアピールできないサプリメント。
よく目にするセサミンの広告でも、「いくつになっても若くて元気」というイメージは伝わってくるのですが、具体的な作用はどうなのでしょうか。
セサミンは、ごまに含まれるリグナンと呼ばれる成分の一種。その主な作用は、抗酸化作用といわれています。
油を日光が当たるところに置いておくと、変色したり、ドロっとしたり、嫌なにおいがしてきたり、変質してしまいますよね。
これが、酸化という現象。雨ざらしにされた金属がさびるのと同じこと。人間の体内でも、年齢を重ねるに従って、同じようなことが起きると考えられています。
これを抑えるのが、抗酸化作用、というわけです。
セサミンは、サビつきの原因と考えられる活性酸素の働きを抑えることで、抗酸化作用を発揮し、「若くて元気」にすごせるように助けてくれる成分といえるでしょう。
日の当たるところに置いた油は酸化する、と書きました。でも、ごま油は、比較的酸化しにくいことが知られています。
古代エジプトでは、ミイラのからだにごま油を塗って腐敗を防いでいたとも伝えられ、インドの伝統的な医術・アーユルヴェーダでは、温めたごま油をひたいに垂らしたり、からだに塗ったりすることもあります。
ごま油が酸化しにくく、からだによいとされる理由。その一つとして挙げられるのが、セサミンに代表されるリグナンの存在です。
リグナンとは、主に種子類に含まれる脂溶陸の化合物のこと。ごまの場合、セサミン、セサミノール、セサモリンなどの種類があります。
この中で、すぐれた抗酸化作用をもつとして注目され、研究も進んでいるのが、セサミンです。
ごまは成分の約50%が脂質。残り50%の9割以上をたんぱく質と炭水化物、食物繊維が占め、残りがミネラル(鉄、銅、カルシウム、亜鉛など)、ビタミン(E、B1、B2など)で、リグナンは全体の1%程度。
そのうちセサミンは、となるとゼロがいくつか必要になるほど、ごくわずか。希少かつ貴重な存在です。
セサミンは、そのままでは働くことができません。体内に吸収されたあと肝臓に運ばれ、そこで酵素の作用によって抗酸化作用をもつ物質に変換された後、初めて力を発揮することになります。
肝臓に対する作用(肝機能の改善、アルコール分解の促進、コレステロールの合成、吸収の阻害など)も期待できるのではないかとの指摘もあります。
ビタミンEと一緒に摂取すると、相乗効果によって抗酸化作用が増強され、セサミンがビタミンEの作用を持続させるので、より効果的ともいわれます。
最近は、セサミノールにも注目が集まっています。ごまにはセサミノールの配糖体(セサミノールに糖がついたもの)がたくさん存在していることがわかりました。
配糖体は、そのままでは働かないのですが、腸内細菌の作用によって糖がはずれると、セサミノールとなります。セサミノールは、ごま油を製造する過程で得られるという利点もあり、脂質の酸化を強力に抑える成分として注目されています。
小さな種子の中の大きな力。その可能性に期待が寄せられています。
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参考になさってください。
ちなみにこのようにさまざまな健康成分があるわけですが、目移りしてしまう方には主要な成分が1つにまとめられたオールインワンのサプリメントが良いですね。一番、手軽で、便利で、確実で、リーズナブルです。
加えて全ての成分が最適な割合で配合されており、過剰摂取する危険性がなくなる点も魅力です。ぜひ活用してみてください。
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